2018-12-03 第197回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
それで、今、ファームポンドを満タンにしておけば改善されるというお話を私も事前に伺ったものですから、地元の農家に聞いたら、いや、あれは夜中に満タンにしてあるよと言うんですよ。だが一日で使い終わったと言うんですよ。
それで、今、ファームポンドを満タンにしておけば改善されるというお話を私も事前に伺ったものですから、地元の農家に聞いたら、いや、あれは夜中に満タンにしてあるよと言うんですよ。だが一日で使い終わったと言うんですよ。
この地下ダムの水を利用するために、ファームポンドをつくって、実は自然流下式でこの送水をいたしております。今回、揚水機場が停電をして、糸満市で菊に塩害が生じたということであります。台風による停電時におきましても塩害防止の農業用水を確保するためには、蓄電施設の設置のほかには、このファームポンドの運用改善、これが必要だ。 具体的には、台風接近前にファームポンドに水を満タンにして揚げておく。
ところが、これが雨が降らなくて大井川の水がなくて表流水が、そちらの水利権がもうとても底をついて水がないということになりまして、ファームポンドの水がほとんどかれてしまったわけです。そうしますと、これは非常に農家サイドでは困りますので、まだそのころには水田の水は必要がございませんから、その水利権を畑総の水に回してもらいたい、こういうふうに思ってもそれができないわけです。
佐藤改良さんという岐阜大学の農学部の人が「豊川用水の成立と農業の展開」という中で、豊川用水路のファームポンドの水収支を実測したところ、流入量の六ないし七割が無効放流されていた。ファームポンドだけで六割から七割であるから、幹線水路の余水吐きからの放流量も加えると無効放流の割合がもっと高くなると。 水が足りないのではなくて知恵が足りないんです。
もう一遍この木曽川水系のものを見直さなけりゃならないのは、農業用水において、例えば愛知の豊川用水、これは豊川大野頭首工よりポンプとパイプで各農場に農業用水槽、ファームポンドを経て送られております。
○辻(一)委員 私は、今の局長答弁のように、物価が上がったことによる自然増、それから工法の変化、確かに五十一年からこの間に、ファームポンド等をつくって引き揚げた水を池にためてそれを田や畑にかんがいをする、そういうこと等も三十三カ所やっておりますから、そういう工法によって相当な経費増が伴った、こういうことは理解できるのです。
これは後でまた御質問いたしますけれども、それと同時に、ファームポンド方式という問題がかなり真剣に提起されているわけですが、この点についてのお考えを聞きたいと思いますが、この点はちょうど岩手大学の石川先生も一いらっしゃるようですから、もし御意見があれば。
○参考人(石川武男君) ファームポンドというのは、昔から農民が小さなため池をたくさんつくっておるわけで、それを農林省が、最近諸地域の土地改良事業として取り上げている中に、ファームポンドー簡単なため池をつくりまして、そして用水源にするとか、あるいは養魚池にするという形で利用の道を開こうということが行われているようであります。
広大な南薩地帯にファームポンド方式による圧送をして、スプリンクラーをつけて国営の灌漑排水事業を行う、こういうことの中で行われる南薩大規模畑灌事業は、きわめて重要な食糧提供基地としてその完成が急がれなければならない現状であります。しかし、この灌漑事業がいまだに遅々として進んでおりません。